fc2ブログ

アルバータ州、ブリティッシュ・コロンビア州
                   2004910日~4泊 バンフボイジャー・イン 4泊 Voyager Inn, Banff
 
カナディアン・ロッキーの町バンフ Banff へは、日本から多くのツアーが出ています。
今回は航空券と空港・ホテル間の送迎と宿泊がセットになり、
現地での行動は各自のプランによって行動するフリープランの格安ツ
アーに参加しました。

成田からまずシアトルへ飛び、
カルガリーに行くホライゾン航空のフライトに乗り継ぎました。

ボンバルディア Bombardier Q400 という初めて乗る機種に
ちょっと興奮してしまいました。
主翼が機体の上部、窓より上についているので
窓側の座席ならどこでも眼下の景色が見えるのが特徴です。


horizon.jpg ホライゾン航空のボンバルディアQ400

カルガリー国際空港に到着するとバンフへはセダンでの送迎があり、
タクシーにでも乗っているような気分でホテルに到着しました。

現在は1日に数本、カルガリー国際空港からロッキー山脈の何ヶ所かに
シャトル・バス
 
Brewster  Banff Airporter が出ています。 

4連泊する 
ボイジャー・イン Voyager Inn 
カルガリーから向かうとバンフの町に入ってすぐのところに位置します。

中心地からは少し離れていますが、十分徒歩圏内でバス停もすぐそばなので、
歩かなくてもダウンタウンやバンフ・スプリングス・ホテルなどに
レトロなデザインのバスでいくこともできます。
ただし、バスは意外と混んでいました。 


ホテルの外観はいわゆる「バンフ的」なロッジ風のデザインではなく
現代風の建物で少し違和感を覚えますが、
分な設備がありスタッフも親切で快適に過ごせました。

そして何よりサンシャイン・メドウズ 
Sunshine Meadows への
バスの乗り場がすぐ近くだったのでとても便利でした。

  
voyagerinn.jpg           banff st 
ボイジャー・イン                バンフ・アベニュー 正面はカスケード・マウンテン 2,998m

このツアーはフリープランなので
現地での行動はすべて自分で計画しました。

滞在中の1日は、ぜひともロッキー山脈を自由に歩いてみたいと思っていたのですが、
レンタカーならいくらでもトレイルヘッドへ行けるものの、
徒歩旅行者にも行けるような場所はなかなか見つかりませんでした。

そんな折、インターネットで見つけたのが
バンフの南西 20km ほどに位置し、ピークを取り囲む広大な草原 meadows で、
雪をいただいた 3,000m に近い高山を周囲に見渡せるサンシャイン・メドウズでした。

冬にはスキー・リゾートして賑わうところです。
最近ではここを訪れる日本からのハイキング・ツアーもあるようですが、
当時はスキー場としてはともかく、
無雪期のハイキングについては日本では全く知られておらず、
日本語での情報は調べた限り皆無でした。

英語のサイトも数えるくらいしか見つからなかったのですが、
それでも夏季はバンフからサンシャイン・メドウズに1日に往復1便ずつ、
スキー場の会社が運行する
バス White Mountain Adventures があることがわかり、
日本から予約を入れました。

インターネットで検索してみても得られた情報が少なかったので、
あまり期待はしていなかったのですが、
あれほどの絶景に次ぐ絶景が待っているとは想像もしていませんでした。

サンシャイン・メドウズ Sunshine Meadows

詳しい利用方法が書かれた英文のメールに従い、
当日の朝集合場所に指定された
ボイジャー・インの隣のガソリン・スタンド前で待っていると
日本のご婦人数人のグループも加わり、
迎えにきたバンに乗り込みました。

一般車両はサウシャイン・メドウズまでは乗り入れられないので
途中の駐車場からバスに乗らなければなりません。
駐車場からは人数が増え、ミニ・バスでトレイルヘッドに向かいました。
 

スキー・シーズン以外は動いていないリフトの乗り場が
バスの終点(標高2,200 m)になっていて、そこにトレイ
ルヘッドがあります。

バンフ国立公園で一番高いMt. アッシニボイン Mt. Assiniboine へも
サンシャイ
ン・メドウズのトレイルから分岐して登ることができますが、
距離はなんと 29 km もあります。
 


ticket.jpg バスのチケット  

sunshine1.jpg  
トレイルヘッドの近く  スキー場なのでリフト乗り場があります。

ほとんど
備知識もなく訪れたハイキング・コースですが、
これを機に海外の山にもっともっと行きたくなったといえるほど素晴らしいコースでした。

夏には一面花が埋め尽くすそうですが、
月だったので花はほとんど見られませんでした。

それでもトレイルからは草原、湖、森、渓谷、アルペン的な山々など
ほぼ全体を通して眺望がよく、
Mt. スタンディッシュ Mt. Standish 2,398 m というピークにも立てます。

山頂はアルバータ州とブリティッシュ・コロンビア州の州境になっていて眺めも抜群です。


サン
ャイン・メドウズの中心となるトレイルは
出発地点からループ(環状)になっています。

ループのトレイルはほとんど草原の中を通っていますが、
途中ループから離れてロック・アイル・レイク Rock Isle Lake のほか
さらに2つの湖ラリックス・レイク Larix Lake グリズリー・レイク Grizzly Lake を巡る
また別のループ・トレイル Grizzly, Larix Lakes Loop Trail があり、樹林帯も通ります。
ロック・アイル・レイクの展望所を過ぎるとそのトレイルの分岐があります。
 


sunshine trail 
トレイルヘッドから少し登るとMt. バージョー Mt. Bourgeau 2,930 mが見えます。
sunshine eagle 
さらに進むとイーグル・ピーク Eagle Peak 2,837 m を主峰とする山塊が見えてきます。

ロック・アイル・レイクは冒頭の写真を見るとわかるように
島がまるで恐竜のように見えます。

ゴジラのように
ギザギザした背中と
頭のような形をした岩に尻尾のような小島の連なり、
偶然とはいえ自然の
粋な計らいに感心してしまいます。 

湖方面に進路を取り、
ロック・アイル・レイクを過ぎたあたりから樹林帯に入っていきます。

しばらく歩くとラリックス・レイクが現れます。
トレイルはラリックス・レイクを一周していて、
途中すこし入り込むとシンプソン・ビューポイント Simpson Viewpoint という
展望所があります。
ここからは南西側に視界が開け、広大な渓谷の景色が望めます。
 

ラリックス・レイクを過ぎるとグリズリー・レイクに出ます。
この湖畔でランチ・タイムにしたのですが、
その名のとおりグリズリーが出没するのではないかと、
少し警戒しながらお弁当を食べました。
ちなみに夏は蚊が多くて、じっとしているとすぐに刺されると聞いたのでご注意を。

sunshine2.jpg  湖を結ぶガーデン・パス・トレイル
flower.jpg 
花はほとんど咲いていなかったのですが、アスターTansy Aster が咲いているのを見つけました。
simpson.jpg  
シンプソン・ビューポイントに立つと広大な渓谷の眺望が得られます。
unshine 7  
グリズリー・レイクの湖畔でランチ・タイム

主要ループ・トレイルとの分岐まで戻って左に500 mほど行くと、
ループの中央にあるMt. スタンディッシュへの登りとの分岐に着くので
頂上を目指しました。

頂上にはアルバータ州とブリティッシュ・コロンビア州の州境であることを示す石碑があります。
ここも素晴らしい景色です。

眼下にはいま歩いてきたばかりの3つの湖が見えます。
ピークから同じ道を下り、分岐を右方向に進み、
さらにループを 2.8km 歩くと左右に分かれる分岐があります。

右に行けば出発地点に戻るのですが、
左のヒーリー・パス Healy Pass 方面のすぐそこに見える小高い丘を緩やかに登ると、
そこがモナーク・ビューポイント Monarch Viewpoint です。

それまで見えなかった山々が圧倒的な勢いで迫ってきたので
思わず息を呑み歓声をあげる瞬間でした。


   
Mt. スタンディッシュの頂上から湖方面の眺め
unshine 9  Mt. スタンディッシュ頂上にある州境を示す石碑  
 
monarh view  モナーク・ビューポイントからの眺め

先ほどの分岐まで戻り
そのまま直進して出発した地点に戻ってきました。

コース・タイムは時間ほどという話でしたが、
それだけ時間があれば十分に余裕を持てるコースでした。
帰りのシャトルが来るまで1時間ほどレスト・ハウスで待つようになりました。
 

サンシャイン・メドウズの最大の魅力は単に眺望がよいというだけでなく、
次々と景色が変わり、そのどれもが素晴らしいことだと思います。

コースは主にループになっているのでわかりやすく、
中央のピークにも、途中の分岐から3つの湖にも行け、
さらに2箇所の分岐点からほんの少しループをそれるだけで
違った景色を得られるお勧めのコースです。
 

道標にはトレイルの距離や山の高さがアメリカと異なり
メートル法で書かれているので距離感をイメージしやすいと思います。

 サンシャイン・メドウズ・トレイル・マップ

 ☆A3 Sunshine Meadows 

 
スポンサーサイト



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ウィスラーとバンクーバー

アオラキ/Mt. クックとクイーンズタウン地域

comment iconコメント

コメントの投稿



trackback iconトラックバック

トラックバックURL:http://rentacarnashideikeru.blog.fc2.com/tb.php/2-6ffb99fd

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)